特化型ブログのジャンルを決めたら、キーワードを決めてから記事作成をしていきましょう。
これは大切なことなのでもう一度言いますね。
「まずはキーワードを決め、その後記事を作成していく」
僕は今まで100人以上の方のブログを添削してきましたが、アクセスが集まらない記事を書いている方の殆どが「キーワード」を決めてから記事を書いていません。
例えば、「私は育毛剤で薄毛を改善することができたので、育毛剤について書いていこう!」と思い、何も考えずに育毛剤についてどんどん記事を書いていく・・
このように、自分が良いと思ったことを独りよがりで100記事、200記事と書き進めてもアクセス数(ブログへの訪問者数)は増えません。
なので、アクセスを集め、アフィリエイトしたい商品を成約させるための記事を書くためには、「キーワード」をしっかり決め、キーワードのニーズを読み取り、訪問者の悩みや欲求を解決するための記事作成をし続けていく必要があります。
そして、大事なことをもう一つ言うと、書いた記事を上位表示させなくてはなりません。
いくら良い記事を書いたとしても、狙ったキーワードで検索結果の1ページ目に入らなければアクセスは来ませんし、人が来なければいくら良い商品でも売れません。
「この記事は”◯◯”というキーワードで記事を書き、上位表示させる!」と決めることなのです。
では、どのような手法でキーワードを決めていくのが望ましいのか?
Contents
キーワードの種類を理解しよう!
まず、キーワードは大きく分けて4つに分類されます。
それが
・商標キーワード
・ジャンルキーワード
・お悩み系キーワード
・一般キーワード
の4つです。
それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。
1:商標キーワード
商標キーワードとは商品名が入ったキーワードのことを指します。
例えば、ブログ運営者の多くが愛用している「エックスサーバー」であれば、
・エックスサーバー 口コミ
・エックスサーバー 費用
・エックスサーバー ミックスホスト
など、すでに商品のことを知っているユーザーが商品を購入するかどうか検討し、自分の知りたい情報を検索窓に打ち込むワードです。
商標キーワードの特徴としては、商品のことをすでに知っているユーザーが商品を購入するかどうかを検討していることが背景にあるので、ちょっと背中を押して上げれば成約しやすい傾向があります。
つまり、商標キーワードで上位表示できれば、多くのコンバージョンが見込めます。
ただし、商標キーワードは売れやすいというのは多くのアフィリエイターが知っています。
なので、商標キーワードで上位表示させるのは至難の技です。
数百文字程度の薄っぺらい記事で記事を書いたとしても上位表示されませんし、上位表示されなければ必然的にユーザーが訪れませんので紹介した商品が売れることもありません。
なので、商標キーワードを狙うのであれば、実際に商品を手にし、試してみて、良かった点や悪かった点をしっかりレビューした記事作成することをおすすめします。
アフィリエイト報酬を稼ぎたいからと言って、適当な記事を書いて上位表示できるほど商標キーワードは甘くはありません。
ユーザーにとって知りたい情報をしっかり伝え、不安を取り除いた状態で販売ページに遷移させることを意識しましょう。
2:ジャンルキーワード
ジャンルキーワードはアフィリエイトしようとしている商品のジャンルが入ったキーワードを指します。
エックスサーバーで例えると
・レンタルサーバー 比較
・レンタルサーバー 人気ランキング
・レンタルサーバー おすすめ
などのキーワードになります。
ジャンル系キーワードは「様々な商品がある中でどれが最も人気があるのか?」など比較するために検索しているユーザーが多い傾向があります。
なので、ジャンル系キーワードで記事作成する場合はラッコツールの検索窓にジャンルキーワードを打ち込み、比較・検証しているようなニーズが隠れているキーワードをピックアップし、記事作成していきましょう。
ジャンル系キーワードも商標キーワードと同様にコンバージョンに近いキーワードです。
しっかりとユーザーに商品の比較やランキング記事を作成し、どの商品がおすすめなのかを根拠を示しながら伝え、不安なく購入してもらうようなコンテンツ作成を意識していきましょう。
3:お悩み系キーワード
お悩みキーワードは、「アフィリエイトしたい商品やサービスを利用する人」が「悩み」を解決したいときに検索するキーワードです。
例えば、エックスサーバーであれば
・ワードプレス インストールできない
・ブログ 表示速度が遅い
・アフィリエイト 始め方
など、お悩みキーワードは何か悩みや欲求を抱えて検索窓にキーワード打ち込んでいるので、その悩みを解決に導く商品やサービスを伝えれば、成約に繋げることができるでしょう。
そして、お悩み系キーワードの特徴は商標キーワードやジャンルキーワードと比べ、圧倒的に訴求する切り口が多いということ。
・ワードプレス インストールできない
・ブログ 表示速度が遅い
・アフィリエイト 始め方
というお悩み系キーワードにはアフィリエイトしようとしている「エックスサーバー」というキーワードは入っていません。
だけれども、エックスサーバーを紹介し、成約に導くキーワードとも言えます。
つまり、お悩み系キーワードは商標キーワードのようにアフィリエイターがひしめくレッドオーシャンで戦うことなく、ライバルが緩い土俵でひっそりと稼ぐことができるキーワード。
しっかりとユーザーに「あなたの悩みを解決できるのはコレ!」ということを説得することができれば、お悩み系キーワードからも商品は売れます。
このお悩み系キーワードは商品を紹介するキーワードと同時に、悩みを解決に導く集客系コンテンツともなります。
特化型ブログを運営する際は必ずお悩み系記事を作成し、集客の入り口をどんどん増やすことをおすすめします。
4:一般キーワード
一般キーワードは商品に関連する人を集まるキーワードを指します。
一般キーワードというのは「ジャンルに関係するので紹介したい商品やサービスのターゲットにはなるものの、すぐに購入や契約には至らないキーワード」と思ってください。
例えば、エックスサーバーをアフィリエイトするのであれば、
・コロナ 会社倒産
・主婦 在宅 アルバイト
・ブログ 初心者 始め方
などでしょうか。
「コロナ 会社倒産」というキーワードを打ち込んだ人は「もし会社が倒産したらどうしよう・・」とお悩みになっているかもしれません。
そんなユーザーに対し、
会社に依存せず、今から自分で稼ぐことの重要性を伝える←一般キーワード
↓
無理なく稼ぐ手法を紹介(「副業 稼ぎ方」などのお悩み系記事に誘導し、アフィリエイトの魅力を伝える)←お悩み系キーワード
↓
アフィリエイトをするために用意するものを紹介←ジャンル系キーワード
↓
エックスサーバーの魅力を伝える←商標キーワード
というように、一般キーワードから商標キーワードまでの動線を作り、紹介したい商品をアフィリエイトすることもできます。
もちろんこのようなキーワードで検索している全員が「エックスサーバー」を必要としているわけではありません。
ただ、一部の人は将来的にエックスサーバーを利用する人になるかもしれません。
なので、一般キーワードは「ターゲットになりえる人」を広く集客するためのキーワードと思って下さい。
どのキーワードから攻めれば良いの?
以上、4つのキーワードの種類をお伝えしましたが、どのキーワードから攻めていけば効率よく稼ぐブログを構築することができるのでしょう?
これはあくまで僕のやり方ですが、
1:商標キーワード
2:ジャンルキーワード
3:お悩みキーワード
の順でキーワードを洗い出し、記事作成していきます。
その過程で、「トレンド性がある一般キーワード」があれば、積極的に狙っていきます。
では、なぜ上記の手順で進めるのが効率が良いのか?その理由を解説します。
商標系キーワードは最初は上位表示されない
商標キーワードは狙っているライバルが強めなことも多く、書いてすぐに上位表示されるということはほとんどありません。
でも成約記事ができていると、次にお悩みキーワードや一般キーワードで記事作成した時、成約記事に導線を張れるので内部リンク漏れを防止したり、のちの集客記事が作りやすくなります。
70%くらいで良いので「まずはやってみる」ことが大事!
すべてのコンテンツがそうですが、最初から作り込もうとしなくても良いので、まずはサッと書いてみるのをおすすめします。
「書き方がわからない!」と思った時は、上位にいるライバルサイトの構成を真似してみましょう。
ジャンルの違うサイトの構成を真似てもOKです。(置き換えればいいので)
お悩み系はスモールキーワードを狙う!
お悩み系キーワードはできれば検索ボリュームが多く、ライバルが少ないキーワードを狙っていきましょう。
最初は小さなキーワード(3語、4語、ボリュームによっては5語も)で1位を狙っていきます。
そうすることで初期のころからサイトが成長しやすくなり、1位になれる記事を量産しまくる頃にはもっと大きなキーワードでも上がるようになっているはずです。
まとめ
以上、キーワードの種類と攻めるべき順番をお伝えしました。
稼げないアフィリエイターは目的を持たずにただ記事を書いている傾向があります。(記事を書いている姿勢は素晴らしいですが。)
ただ、闇雲に記事を書きまくっていてはいつまで経っても稼げません。
アフィリエイトで稼ぐためには、「ユーザーの悩みを解決に導き、その対価として報酬を頂く」ことが大前提です。
ぜひ、キーワードに隠されたユーザーの悩みを汲み取り、解決するための商品を紹介し、感謝されながら稼ぐブログを構築するよう意識して下さい。