あなたは「CTA」という用語をご存知ですか?
「CTA」とは”Call to action”の略。
日本語で訳すと「行動喚起」という意味になります。
つまり、あなたのブログで例を例えると、訪問者に取って欲しい行動に誘導することを意味します。
例えば、アドセンス広告をクリックしてもらいたいのであれば、
↓こちらをクリックしてね♪
みたいに行動を促す文言を「CTA」などと言います。
(このようにアドセンス広告を促す文言はGoogle AdSenseの規約違反になるので絶対に止めましょう!)
あと、資料請求をしてもらうことが目的のサイトであれば、
「いますぐ資料請求をする」
「無料で3日以内に届く資料を取り寄せる」
といったボタンリンクで、ユーザーを資料請求ページへ誘導するのがCTAとなります。
そして、この「CTA」は記事を読み終えた後に設置するのが最も効果的と言われています。
何故なら、記事を読み終えたユーザーは、一段落したので次の行動を考えるからです。
・関連記事を読むのか?
・サイトを去るのか?
このような選択肢の中から次の行動をチョイスし、次に移動するのです。
だから、この選択肢の中に「CTA」を盛り込めば、ユーザーにさらなる選択肢を与え、行動を促せば、こちらが取って欲しい行動をしてくれる可能性が高まります。
なので、記事下には積極的に「CTA」を設置するべきなのです。
しかし、僕達が運営している個人ブログでは、殆ど「CTA」を設置していません。
これは非常に勿体無いと思いますし、大きな機会損失に繋がります。
でも、どのような「CTA」を設置して良いのかよくわかりませんよね?
そこで本記事では、殆どのブログ運営者がやっていない記事下を有効活用した「CTA」の設置方法について解説していきます。
あなたのブログの収益アップに大きく貢献する可能性がありますので、ぜひ参考にして下さい。
Contents
記事下CTAの具体例
まずイメージし易いように実際に「CTA」を設置している例を挙げます。
↓こんな感じです
ちなみにこれは僕の情報発信ブログの記事下です。
記事下でメールマガジンに登録するよう行動を促しているのですね。
実際に僕のブログのように情報発信ブログでは記事下に「CTA」を設置しているブログが殆どのはず。
きちんとユーザーに取って欲しい行動へと促しているのです。
では、トレンドブログなどのAdSenseブログはどうでしょう?
AdSenseブログも情報発信ブログと同様に何らかの取って欲しい行動があるはずです。
例えば、
「成約に繋がるこのページを読んで欲しい!」
「ASP広告へ誘導し、商品を成約したい!」
など、収益アップに繋がる行動を取って欲しいはずです。
だからこそ、もしも収益アップを望んでいるのなら、しっかり行動を促す必要があります。
「CTA」を設置することによって、収益は大きく変わってくると覚えておいて下さい。
トレンドブログ、ごちゃまぜブログのCTA設置方法
さて、「CTA」を設置することが重要なのはお分かりいただけたかと思いますが、実際にどのような「CTA」を設置して良いのかわかりませんよね?
特にトレンドブログやごちゃまぜブログはターゲットが明確ではないので、すべての記事ページに情報発信ブログのメルマガ登録フォームのように設置することは難しいはずです。
そこで、僕が考えるトレンドブログやごちゃまぜブログの「CTA」設置方法について解説していきます。
1:記事の最後に行動して欲しいを入れる
「CTA」は何も全ページに同じ文言を入れる必要はないのです。
一つ一つの記事にそれぞれ「CTA」を設置したほうが本来であれば望ましいのです。
なので、その記事を読んでくれたユーザーにどのような行動を取って欲しいかを考え、記事下に文言やボタンリンクを設置し、きちんと誘導してあげれば良いのですね。
例えば、
・この記事を読んだ方はこちらの記事もよく読まれています
なんて、関連記事に誘導してあげるのも立派なCTAです。
そして、CTAを設置することによって、回遊率は高まり、滞在時間増加やアドセンス広告クリック率も上がります。
なので、記事下には一手間加え、どんな行動を取って欲しいかを考え、きちんと誘導する文言を加えることをおすすめします。
この一手間が、収益アップに繋がりますのでぜひ実践して下さいね。
2:成約しやすいASP案件を全ページに設置する
これは僕が実際に使っている手法ですが、僕が運営しているサイトには「ミニLP」を設置しています。
このミニLPとは先程の情報発信ブログ記事下をイメージして下さい。
全ページに同じ文言やバナー広告を設置し、ASPへの誘導を促しているのです。
なので、ASPへと誘導するコピーライテングを軽く載せ、ボタンリンクなどで行動を促しています。
このミニLPはターゲットが決まっている悩み系サイトなどにはおすすめ。
例えば、競馬の予想サイトなら、「馬券を当てたい!」と思っている人が殆どのはず。
なので、記事下にミニLPを作成し、競馬の予想サイトへの誘導文言を載せ、ボタンリンクでASPへ誘導すれば良いのです。
そうすることである程度のユーザーをASPへ誘導することが出来ますし、その一部は実際に競馬予想サイトへ登録するでしょう。
競馬予想サイトに登録されれば、ASPからの報酬もゲット出来ます。
これが、CTAを設置していなければ、アドセンス報酬で終わりです。
比較すると機会損失につながっているのがお分かりですよね?
CTAを設置することによって、収益は大きく変わる一例と言えます。
ミニLPの具体的文言
最後に僕がよく使っているミニLPの誘導文言をご紹介します。
この文言は商品を成約させるコピーライティングとしても活用できるのでおすすめです。
では、見ていきましょう。
1:悩みの指摘、明確化
ブログに訪れたユーザーがどんな悩みを持っているのか?
また、どのような未来を望んでいるのか?
その悩みや願望を言葉でしっかり指摘して上げて下さい。
2:解決する手法の提案
悩みを指摘、明確化した後は、その悩みを解決する手法を提案します。
要は商品の紹介ですね。
例えば、ハゲに悩んでいる人をターゲットにしているブログなら、まずしっかりとハゲの悩みを指摘し、明確化する。
この時、カギカッコを用いて、会話口調でわかりやすく表現することをおすすめします。
「雨が降っている日に外に出歩くこと、髪が薄いのがバレるので出歩けない・・・」
「彼女の視線が僕の頭に突き刺さる・・涙」
こんな感じで悩みフレーズを用い、ユーザーの悩みを指摘、明確化する。
そして、ユーザーの悩みを解決する手法の提案。
「もしあなたが自分の髪が薄いことにお悩みなら、95%の方が効果を実感しているアデランスを利用してみてはいかがでしょう?」
と商品を紹介する。
この時、数字などを用いて、実などを示すのをおすすめします。
あと、バンドワゴン効果のように「◯◯万人が効果を実感している」などのフレーズを用いるのも効果的です。
3:アフィリリンクとユーザー心理をさらに煽る文言
そして、アフィリリンク、もしくはボタンリンク。
これだと効果が弱いのでさらにユーザーの行動を促す文言でダメ押ししましょう。
具体的には、
・安心
・期間限定
・お得感
などを訴えるのがおすすめ。
あとは、この文言を囲い枠などを設置したり、重要な単語には赤文字や太字を使ったり、ユーザーの目に止まるようにして下さい。
今回ご紹介した文言はこれが正解と言う訳ではありません。
ただ、僕はこのような流れで成約しているので一応参考にはなると思います。
そして、CTAを設置するかどうかで、後の収益に大きく影響するのは事実です。
ちなみに僕が成約しているASPは殆どが記事下のミニLPからです。
一発で成約率の高いコピーを生むことは難しいです。
トライアンドエラーを繰り返しながら、ミニLPをブラッシュアップし、成約率の高いものに仕上げていきましょう。
まとめ
以上、殆どのブログ運営者がやっていない記事下の活用方法と収益率をアップさせる具体的な手法をご紹介しました。
「CTA」を設置することによってブログ収益が大きく変わってくるのは事実です。
そして、この一手間こそが、他サイトとの差別化に繋がり、滞在時間等にも影響してくるのです。
もしあなたのブログをさらに収益アップしたいとお考えなら今回の手法を参考に一度実践してみてはいかがでしょうか?
本記事があなたの収益アップに繋がれば幸いです。